1度目の受験
私が30代半ばだった頃の平成20年(2008年)に、1度目の電検三種受験をしました。
その時は第二種電気工事士の免状を持っており、第一種電気工事士の試験合格(実務経験不足のため免状未申請)をしていましたが、より難関でインパクトがある資格である電検三種を取得したいとの思いが強まり、受験を決意しました。
1度目の勉強方法
まず書店に行き、電検三種のテキストを何種類か手に取って比べました。
電検三種のテキストは1科目だけでも分厚く、それを4科目も勉強するのは大変そうだったので、4科目が1冊にまとまっているテキストを購入しました。
あとから思えば、このテキスト選びは失敗でした。
ボリュームが少ないテキストは、初めて学ぶ人が勉強の取っ掛かりにするには良いのですが、4科目がたった1冊にまとまっているということは、言い換えれば1科目あたりの内容が薄いということです。
内容が薄いテキストだけで合格するのは、難しいと思います。
勉強した内容としては、テキストを一通り読み、理解できないところも沢山ありましたが、その後過去問を解きました。
過去問は10年分のものを購入し、10年分を最低でも1回解く予定でしたが、解らない問題につまづいては進まなくなり、結局は1回目の5年分くらいしかできませんでした。
1度目の結果
1度目の結果は、「理論」55点、「電力」65点、「機械」50点、「法規」72点(※1)。
「電力」「法規」の2科目に合格し、「理論」、「機械」は不合格でした。
理論 | 電力 | 機械 | 法規 |
55点 | 65点 | 50点 | 72点 (※1) |
不合格 | 合格 | 不合格 | 合格 |
次年度は、残りの「理論」と「機械」にあと1問、2問多く正解すればよく、「あと少し勉強すれば、来年こそ合格できるに違いない」と甘く考えていました。
ところが・・・「2度目の電検三種受験」に続く