電検三種は半分解ければ合格できる

誤解を恐れずに言えば、電験三種の試験は、問題の半分を自力で正解できれば合格する試験です。
こう言うと、「電検三種は60点を取らないと合格できない試験であり、50点と60点の間の壁はとてつもなく厚く、そして高い」と言われることと思います。


確かに、電検三種は60点以上取れないと合格できません。(合格基準点が60点未満に調整される年もありますが)
私も、1度目、2度目の受験で、50点から60点の間の壁がとてつもなく高いことを身をもって痛感した一人です。


しかし、考えてみてください。
例えば、自力で半分を正解に導き、残りの半分の問題が、問題の意味すら全く解らなかったとします。
解答方法は5択のマークシートなので、わからなかった残りの50点のうち、適当にマークしても確率的には5分の1の10点を取ることができ、自力で正解した50点と合わせて60点の合格ラインに届きます。
また、5択といっても、よく考えれば消去法で3択や2択に絞ることができ、3択まで絞れば33.3パーセント、2択まで絞れば50パーセントの確率で正解できます。


とはいえ、問題の半分を自力で正解すること自体が、言うほど簡単ではありませんが・・・